前事を忘れざるは後事の師なり(読み)ぜんじをわすれざるはこうじのしなり

精選版 日本国語大辞典 の解説

ぜんじ【前事】 を 忘(わす)れざるは後事(こうじ)の師(し)なり

前にあった事を心にとどめておけば、後に物事を行なうときによい参考となる。
本朝文粋(1060頃)一一・女一宮御著袴翌日宴和歌序〈藤原斉信〉「前事不忘、後事之師也、託詞花来葉」 〔史記‐始皇紀賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 の解説

前事ぜんじわすれざるは後事こうじなり

《「史記」秦始皇本紀・賛から》以前のことを心に留めておくと、後にすることの役に立つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android