前世（読み）ぜんせい

精選版 日本国語大辞典

ぜん‐せい【前世】

〘名〙

① むかし。いにしえ。前代。

※随筆・秉燭譚（1729）一「本朝にて前世は専用られたる書と見えたり」 〔漢書‐匈奴伝・下〕

② ＝ぜんせ（前世）

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ぜん‐せ【前世】

《古くは「ぜんぜ」》この世に生まれ出る以前の世。さきの世。仏教では三世の一。過去世。ぜんせい。→現世 →来世
[類語]前生・宿世

さき‐せ【^▽前世】

「ぜんせ（前世）」に同じ。
「何様どういふ―の因縁だか判次郎を恋慕ひ」〈人・梅美婦禰・五〉

ぜん‐せい【前世】

⇒ぜんせ（前世）

出典　小学館

普及版 字通

【前世】ぜんせい

前の世。

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出典　平凡社「普及版 字通」