(読み)はつり

精選版 日本国語大辞典 「削」の意味・読み・例文・類語

はつり【削】

〘名〙 (動詞「はつる(削)」の連用形名詞化)
① けずりとったもの。特に、材木手斧でけずった木片。こっぱ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
② たがねをハンマーでたたいて金属工作物の表面をけずる手作業をいう。機械工作の補助的作業として行なわれ、圧搾空気を利用したはつり機もある。

けず・れる けづれる【削】

〘自ラ下一〙 けづ・る 〘自ラ下二〙 削られてへる。削られて小さくなる。
※古文真宝笑雲抄(1525)一「秋風立てばけづれてうるをいうせて白々となるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「削」の意味・読み・例文・類語

さく【削】[漢字項目]

常用漢字] [音]サク(呉) [訓]けずる そぐ
けずる。そぐ。へらす。「削減削除添削筆削

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