初節句(読み)ハツゼック

デジタル大辞泉 「初節句」の意味・読み・例文・類語

はつ‐ぜっく【初節句】

生まれた子が初めて迎える節句女児3月3日男児5月5日。はつのせっく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

妊娠・子育て用語辞典 「初節句」の解説

はつせっく【初節句】

生まれて初めて迎える節句。節句は江戸時代人日(じんじつ)1月7日:七草の節句」「上巳(じょうし/じょうみ)3月3日:桃の節句」「端午(たんご)5月5日:菖蒲の節句」「七夕(たなばた/しちせき)7月7日:星祭」「重陽(ちょうよう)9月9日:菊の節句」の5つとなり、当時は桃の節句=女の子、菖蒲の節句=男の子といった区分けはなく、折々の節句を祝ったそうです。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

日本文化いろは事典 「初節句」の解説

初節句

初節句とは、誕生後初めての節句(季節の変わり目を祝う日)のことで、男の子は5月5日の端午の節句、女の子は3月3日の上巳の節句のことを指しています。ただし、誕生後21日以内に節句が来る場合は、翌年から行うようです。

出典 シナジーマーティング(株)日本文化いろは事典について 情報

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