初犯(読み)しょはん

精選版 日本国語大辞典 「初犯」の意味・読み・例文・類語

しょ‐はん【初犯】

〘名〙 初めて罪を犯すこと。一度有罪判決を受けないものが罪を犯すこと。また、その罪やその者。〔刑法(明治一三年)(1880)〕
※夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年(1942)七月一五日「彼女態度から見ると、とても初犯ではない常習犯であるそうだ」 〔明律刑律

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「初犯」の意味・読み・例文・類語

しょ‐はん【初犯】

初めて罪を犯すこと。また、初めて犯した罪。→再犯累犯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android