初度(読み)しょど

精選版 日本国語大辞典 「初度」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ど【初度】

〘名〙
物事を行なう、第一回目。初回
北山抄(1012‐21頃)三「不堪解文、初度結申云」
太平記(14C後)六「多からぬ御方、初度(ショド)の軍に討たれなば、後日の戦に誰か力を合すべき」
誕生日
※柳湾漁唱‐一集(1821)生日作「聊将小酌初度、黄鳥簾前時送声」

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デジタル大辞泉 「初度」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ど【初度】

物事の第1回目。初回。最初

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普及版 字通 「初度」の読み・字形・画数・意味

【初度】しよど

生まれた時。そのときの様子。〔楚辞離騒〕皇(ちち)覽(み)て余(われ)を初度に揆(はか)り (はじ)めて余に賜ふに嘉名を以てす

字通「初」の項目を見る

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