精選版 日本国語大辞典 「初入」の意味・読み・例文・類語
はつ‐しお ‥しほ【初入】
② 涙のため衣服の袖(そで)の色が変わること。嘆き悲しむさまをいう。特に、恋の苦しみを詠む場合に多く用いられる。
※続古今(1265)秋下・五〇三「立田山しくれぬさきのはつしほは何にそめたる嶺の紅葉は〈藤原基雅〉」
しょ‐にゅう ‥ニフ【初入】
〘名〙 はじめて手に入れること。また、はじめてはいること。〔文明本節用集(室町中)〕
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