精選版 日本国語大辞典 「初元結」の意味・読み・例文・類語
はつ‐もとゆい ‥もとゆひ【初元結】
〘名〙
② (━する) 元服の際、髪を結ぶこと。また、その役。
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…【中村 義雄】
[中世]
武家社会では冠に代えて烏帽子(えぼし)を用いたが,これについて《武家名目抄》は〈元は字書に首也と見え,服はすべて身に着るものをいへば,冠にても烏帽子にてもたがふ事なし〉と解釈している。冠を着け,髪型を変えることは初冠,初元結(はつもとゆい)ともいわれたが,いずれも元服を指す。中世武士社会の烏帽子着の儀式は,烏帽子親と烏帽子子との間でおこなわれ,両者の擬制的親子関係は生涯持続された。…
※「初元結」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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