初任検注(読み)しょにんけんちゅう

世界大百科事典(旧版)内の初任検注の言及

【国検】より

…平安時代中期ごろまでは一応国衙の支配権も強く,台頭しつつあった荘園勢力に対抗する意味もあって,国検は実質的な効果をもっていた。とくに国司交替の際には,新任国司は〈初任検注〉と称し,任国の検注を実施するのが彼らの当然の義務であった。こうして国検は慣習として中世まで継承された。…

※「初任検注」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android