切腹物(読み)せっぷくもの

精選版 日本国語大辞典 「切腹物」の意味・読み・例文・類語

せっぷく‐もの【切腹物】

〘名〙 切腹しなければならないほどの事柄。大変な失敗手落ちなどにいう。
忠直卿行状記(1918)〈菊池寛〉二「殿のお噂か! 聞えたら切腹物ぢゃのう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「切腹物」の意味・読み・例文・類語

せっぷく‐もの【切腹物】

切腹しなければならないほどの責任を問われる大変な失敗や手落ち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android