切小判(読み)きれこばん

精選版 日本国語大辞典 「切小判」の意味・読み・例文・類語

きれ‐こばん【切小判】

〘名〙 破損、すり切れで目方不足となり、通用しなくなった小判。きれきん。
※俳諧・大坂檀林桜千句(1678)七「すずかけ衣うち歩なるらん〈均朋〉 たち出る旅路の秋にきれ小判〈益友〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android