切がる(読み)せつながる

精選版 日本国語大辞典 「切がる」の意味・読み・例文・類語

せつな‐が・る【切がる】

〘他ラ四〙 (形容詞「せつない」の語幹に、接尾語「がる」の付いたもの) 押しせまられて苦しがる。つらく思う気持態度に表わす。
※雑俳・口よせ草(1736)「やぶ入りにくるを結局せつながり」
黒蜴蜓(1895)〈広津柳浪〉一「如彼(あんな)に苦(セツ)ながりやがるから、産婆(ばあさん)を呼びに行って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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