分離帯(読み)ぶんりたい

精選版 日本国語大辞典 「分離帯」の意味・読み・例文・類語

ぶんり‐たい【分離帯】

〘名〙 両地域を分けるために、間に設ける帯状敷地。特に車道で、往路復路の間に設ける地帯安全性確保ほか、快適性の向上などの機能がある。
切札は俺だ(1969)〈大藪春彦〉罠「分離帯が無くなったその道は、山のあいだを縫って走っている」

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デジタル大辞泉 「分離帯」の意味・読み・例文・類語

ぶんり‐たい【分離帯】

二つの地域を分けるために、間に設けられた帯状の地帯。多く、車道で、往路と復路を分離するものをいう。→中央分離帯

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世界大百科事典(旧版)内の分離帯の言及

【非線形力学】より

…この後者の運動は糸の固定位置を中心とする振子の回転運動に相当している。この2種類の運動は他のもう1組の静止の点H(θ=±π,±3π,……;p=0)を通る2本の線によって分離されているので,この2線は分離帯と呼ばれる。また,点Hは振子のおもりが直上に静止した状態であって不安定平衡点,または振動の安定平衡点である原点の楕円点elliptic pointに対して双曲点と呼ばれている。…

※「分離帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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