分路リアクトル(読み)ぶんろりあくとる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「分路リアクトル」の意味・わかりやすい解説

分路リアクトル
ぶんろりあくとる

リアクトル

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の分路リアクトルの言及

【無効電力制御】より

…これが無効電力制御であり,このために設置される無効電力設備を調相設備という。調相設備には重負荷時に生ずる電圧降下を防ぐ並列コンデンサー,軽負荷時に生ずる電圧上昇を抑制する分路リアクトル,無効電力の吸収・発生を連続的に変化できる同期調相機,サイリスターの開閉制御作用を利用した静止型調相機などがある。このほかに単巻変圧器のタップを切り換えて電圧を一定に保つ負荷時タップ切換変圧器も利用されている。…

【リアクトル】より

… (1)直列リアクトル 回路と負荷との間に直列に入れ電流を抑制するもので,回路の短絡電流を抑制する限流リアクトル,電動機の始動時の電流制限用リアクトルなどがある。(2)分路リアクトル 交流回路に並列に入れ進相電流の補償用,過電圧の抑制用に用いられる。(3)フィルター用 静電容量と組み合わせて,交流回路にのる高調波電流の除去用として用いられる。…

※「分路リアクトル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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