出鬢(読み)だしびん

精選版 日本国語大辞典 「出鬢」の意味・読み・例文・類語

だし‐びん【出鬢】

〘名〙 女性の鬢の毛を横に張り出して髪を結うこと。また、その鬢。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
浮世草子・猿源氏色芝居(1718)一「髪は大ていに、〈略〉出し鬢少しつと有って、おくれが出たはうるさいもの、しゃんとりこうにゆふたがよい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android