出水町(読み)でみずまち

日本歴史地名大系 「出水町」の解説

出水町
でみずまち

[現在地名]山崎町山崎山田やまだ

山崎城下一一ヵ町の一つ。福原ふくはら(旧高野町)の北に位置する。山崎城下は宝永元年(一七〇四)大火、翌二年の町方六ヵ町二〇二軒が焼失した大火など度重なる火災にあっている(「山崎藩年譜」妹尾氏旧蔵文書)。当町はその後の区画整理によってできた町で、防火的意味をもつ命名のようである(山崎町史)

出水町
でみずちよう

上京区河原町通荒神口下ル二丁目

町の西側を河原町かわらまち通が、東側を西三本木にしさんぼんぎ通が南北に通る。

寛永一八年(一六四一)以前平安城町並図に「出水丁」とみえ、その後の絵図・地誌に現町名が記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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