出梅(読み)しゅつばい

精選版 日本国語大辞典 「出梅」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ばい【出梅】

〘名〙 梅雨の終わる日。入梅後およそ三〇日めに当たる。ふつう梅雨は七月中旬に明け、年により遅速があるが、昔は暦の上では夏至後、最初の庚(かのえ)の日を梅雨明けとしたものもある。⇔入梅
※俳諧・滑稽雑談(1713)五月黴雨〈略〉時珍本草云〈略〉為出梅、又以三月迎梅雨、五月為送梅雨」 〔四時纂要〕

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デジタル大辞泉 「出梅」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ばい【出梅】

梅雨の終わる日。梅雨明け。⇔入梅

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普及版 字通 「出梅」の読み・字形・画数・意味

【出梅】しゆつばい

梅雨明け。

字通「出」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の出梅の言及

【梅雨】より

… 梅雨の中休み梅雨のなかばに前線の活動も弱まり,ときに好天気が現れること。 出梅梅雨明けともいう。梅雨が終わる時。…

※「出梅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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