凱旋式[古代ローマ](読み)がいせんしき[こだいローマ](英語表記)triumphus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「凱旋式[古代ローマ]」の意味・わかりやすい解説

凱旋式[古代ローマ]
がいせんしき[こだいローマ]
triumphus

共和政期,外敵を 5000人以上殺し,戦勝して帰還したインペリウム (命令権) をもつ将軍に許され,4頭立ての戦車カピトリヌス丘のユピテル神殿まで行進した。資格制限は次第にゆるめられ,帝政期には皇帝,その家族独占となった。

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