冴透(読み)さえとおる

精選版 日本国語大辞典 「冴透」の意味・読み・例文・類語

さえ‐とお・る ‥とほる【冴透】

〘自ラ四〙 寒気がゆきわたる。また、光などが澄みきる。
拾遺愚草(1216‐33頃)中「さえとほる風のうへなる夕月夜あたる光にしもぞ散りくる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報