冠帯(読み)かんたい

精選版 日本国語大辞典 「冠帯」の意味・読み・例文・類語

かん‐たい クヮン‥【冠帯】

〘名〙
① 冠と帯。また、衣冠束帯礼装
※交隣須知(18C中か)二「草緑 モヨキノ クヮンタイヲ キタ ヲカハ」 〔史記‐陸賈伝〕
② 冠をかぶり、帯を結んだ礼儀ある風俗。〔韓非子‐有度〕

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デジタル大辞泉 「冠帯」の意味・読み・例文・類語

かん‐たい〔クワン‐〕【冠帯】

冠と帯。また、衣冠束帯の礼装。
冠を着け、帯を結んだ礼儀に厚い風俗。

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普及版 字通 「冠帯」の読み・字形・画数・意味

【冠帯】かん(くわん)たい

衣冠を整える。礼装。身分ある人。〔後漢書、儒林伝序〕正坐して自らず。儒經を執り、に問す。冠帶縉紳(しんしん)の人、橋門を圜(めぐ)りて聽する、蓋(けだ)しもて計(かぞ)ふ。

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