写実小説(読み)しゃじつしょうせつ

精選版 日本国語大辞典 「写実小説」の意味・読み・例文・類語

しゃじつ‐しょうせつ ‥セウセツ【写実小説】

〘名〙 写実主義に基づいて、自然人生社会を活写した小説。主にフランススタンダールバルザックフローベールの小説をこの名称で呼んだ。
※非国民的小説を難ず(1898)〈高山樗牛〉「写実小説は非哀厭世の恨事を説く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「写実小説」の意味・読み・例文・類語

しゃじつ‐しょうせつ〔‐セウセツ〕【写実小説】

写実主義立場によって書かれた小説。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android