円春(読み)えんしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円春」の解説

円春 えんしゅん

?-? 平安時代後期の仏師
源顕房の孫。長円養子で,のちその弟の賢円弟子となる。久安4年(1148)霊木梵天(ぼんてん)像を制作,翌年法橋(ほっきょう)にすすむ。久寿2年長円の弟を殺したとして,常陸(ひたち)(茨城県)に流された。俗名は源光義。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android