内骨格(読み)ないこっかく

精選版 日本国語大辞典 「内骨格」の意味・読み・例文・類語

ない‐こっかく【内骨格】

〘名〙 脊椎動物の骨のように、からだの内部にあって、筋肉の付着点となり、からだを支持する骨格

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「内骨格」の意味・読み・例文・類語

ない‐こっかく【内骨格】

動物体内にあって、体を支え、筋肉の付着点となる硬い器官。脊椎動物でよく発達海綿類やナマコサンゴなどの骨片も含めていう。⇔外骨格

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「内骨格」の意味・わかりやすい解説

内骨格 (ないこっかく)
endoskeleton

骨格のうち,脊椎動物にみられるように体内にあるもの。外骨格の対語。詳しくは〈骨格〉の項目を参照されたい。

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内骨格」の意味・わかりやすい解説

内骨格
ないこっかく

骨格」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の内骨格の言及

【外骨格】より

…脊椎動物の骨格のように体の内部に形成される内骨格に対して,動物の体の表面を覆って形成される殻などの固い構造物を外骨格という。貝類,甲殻類,昆虫類,多足類,腕足類などの殻が代表的なものである。…

【骨格】より

…この点が,支柱の役割だけしかもたない建築物の骨組みと違っている。骨格には外骨格と内骨格の区別がある。外骨格というのは,昆虫や甲殻類に見られるように,体の外表を包んでいる堅い殻で,これは支柱や運動のほかに体表の保護という役目も兼ねている。…

【軟骨】より

… 軟骨基質の成分の違いにより,硝子(ガラス∥しようし)軟骨,弾性軟骨,繊維軟骨が区別される。硝子軟骨(図)は半透明,均質無構造で柔軟性に富み,下等脊椎動物や胎生期の高等動物の内骨格を構成し,成体では関節面,肋軟骨,呼吸器(喉頭,気管,気管支)の壁に存在する。弾性軟骨は多量の弾性繊維を含むため弾力性に富み,耳介や喉頭蓋に存在する。…

※「内骨格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android