内談始(読み)ないだんはじめ

精選版 日本国語大辞典 「内談始」の意味・読み・例文・類語

ないだん‐はじめ【内談始】

〘名〙 室町時代年始または将軍の交代襲職の時に行なう部局内の仕事始め。特に、引付頭人以下引付衆が参集して行なう儀式的な評議をさしていうことが多い。内談始行。
花営三代記‐応安三年(1370)正月二五日「侍所〈佐佐木礼部〉内談始行之」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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