内視鏡的逆行性胆管・膵管造影法(読み)ないしきょうてきぎゃっこうせいたんかん・すいかんぞうえいほう(英語表記)endoscopic retrograde cholangio-pancreatography; ERCP

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

内視鏡的逆行性胆管・膵管造影法
ないしきょうてきぎゃっこうせいたんかん・すいかんぞうえいほう
endoscopic retrograde cholangio-pancreatography; ERCP

十二指腸ファイバースコープを用いて十二指腸下行脚にあるファーター乳頭 (胆管膵管開口部) から細い特殊なチューブを挿入し,ここから造影剤を注入して胆管・膵管をレントゲン写真に写し出す検査法。この方法だと,胆管・胆嚢・膵管などの形を直接レントゲン写真で見ることができるため,胆石症慢性膵炎胆管癌,胆のう癌,膵癌などの診断が簡単に行なえる。

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