内蔵有永(読み)くらの ありなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内蔵有永」の解説

内蔵有永 くらの-ありなが

?-? 平安時代前期の官吏
木工権大允(もくのごんのたいじょう)。右弁官進言にしたがい,伊勢(いせの)斎王野宮(ののみや)を造営するための工匠・役夫の人員を半減させ,その恒例化を上申,元慶(がんぎょう)7年(883)認可される。のち左衛門少尉(さえもんのしょうじょう)となり,仁和(にんな)元年山城に派遣されて官田を治めた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android