内侍所の御神楽(読み)ないしどころのみかぐら

精選版 日本国語大辞典 「内侍所の御神楽」の意味・読み・例文・類語

ないしどころ【内侍所】 の 御神楽(みかぐら)

天皇が臨席して、内侍所庭前で、神鏡に奉納される神楽。長保四年(一〇〇二)にはじまり、恒例のものは寛弘二年(一〇〇五)以降、はじめ隔年に、後、毎年一二月に行なわれた。他に、多くは秋の末に、臨時御神楽が行なわれた。《季・冬》
春記‐長暦三年(1039)閏一二月一四日「今夜有内侍所御神楽事

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android