精選版 日本国語大辞典 「兼合」の意味・読み・例文・類語
かね‐あ・う ‥あふ【兼合】
[1] 〘自ハ四〙 二つ以上のものが互いにつりあう。平均する。
※雑俳・後の栞(1816)「兼合ふて・煤掃早ふ仕る門徒」
[2] 〘他ハ四〙 互いに気がねをする。遠慮をしあう。
※浄瑠璃・持統天皇歌軍法(1713)三「兄弟心をかねあひて、きびしく番をぞつとめける」
かにょい‐あ・う かにょひあふ【兼合】
〘他ハ四〙 (動詞「かねあう(兼合)」の変化した「かにょう」に、「合う」を重ねて付けたもの) 互いに譲り合う。
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