具志川[市](読み)ぐしかわ

百科事典マイペディア 「具志川[市]」の意味・わかりやすい解説

具志川[市]【ぐしかわ】

沖縄県,沖縄島の中部東岸にある旧市。1968年市制。標高10〜80mのサンゴ礁台地の畑作村であったが,第2次大戦後,避難民の流入人口急増,一時前原市として市制。米軍基地が多く,市街地は安慶名(あげな),平良川(たいらがわ)を中心に発達サトウキビ・野菜・花卉(かき)栽培が盛んで,畜産も行われる。製糖・製紙工場がある。安慶名城跡史跡),安慶名闘牛場がある。2005年4月石川市,中頭郡与那城町,勝連町と合併し市制,うるま市となる。31.99km2。6万4212人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android