兵頭太郎左衛門(読み)ひょうどうたろうざえもん

世界大百科事典(旧版)内の兵頭太郎左衛門の言及

【泉貨紙】より

…愛媛県東宇和郡野村町に伝承されている,2枚の生紙を合わせた厚手で強靱な楮紙(こうぞがみ)をいう。泉貨紙を初めてつくったと伝えられる兵頭太郎左衛門(?‐1597)は,かつて伊予の南部を支配していた西園寺公広に仕えていたが,西園寺氏滅亡後は出家して泉貨と名のり,産業振興に尽力して,独特の楮紙を発明したという。表記は仙花・仙貨・仙過・千花などいろいろあるが,安楽寺に残る墓碑には〈泉貨居士〉とある。…

※「兵頭太郎左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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