へい‐がく【兵革】
〘名〙 (「へいかく」とも)
① (「兵」は槍・刀などの
武器、「革」は
甲冑(かっちゅう)などの
武具の意) 武器および武具。いくさの
道具。
兵甲。ひょうがく。
※
続日本紀‐天平宝字二年(758)八月丁巳「天子念、則兵革災害不
レ入
二国裏
一」
※
平家(13C前)七「兵革
(ヘイガク)(高良本ルビ)しづまらば」 〔詩経序‐鄭風・出其
東門〕
ひょう‐がく ヒャウ‥【兵革】
〘名〙 (「ひょうかく」とも)
① いくさの道具。武具。へいかく。
※
色葉字類抄(1177‐81)(「ひ」の部)「兵革 武芸部」
※高野本平家(13C前)一「鳥羽院御晏駕の後は、兵革
(ヒャウガク)うちつづき」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「兵革」の意味・読み・例文・類語
へい‐かく【兵革】
《「兵」は刀・槍などの武器、「革」は鎧・兜の意。古くは「へいがく」とも》
1 戦争のための武器・甲冑。兵甲。
2 戦争。たたかい。
「―しづまらば」〈平家・七〉
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普及版 字通
「兵革」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報