兵衛の府(読み)つわものとねりのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「兵衛の府」の意味・読み・例文・類語

つわものとねり【兵衛】 の 府(つかさ)

令制五衛府一つで、宮中護衛の官司。宮中の宣陽門・陰明門以外の諸門の守衛行幸供奉・宮中の雑役など勤めた。左右に分かれていた。ひょうえふ。
延喜式(927)一二左兵衛府(つはものとねりのつかさ)二百六十七人」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android