共鳴室(読み)きょうめいしつ(英語表記)resonant chamber

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「共鳴室」の意味・わかりやすい解説

共鳴室
きょうめいしつ
resonant chamber

動物発音を拡大するための空洞構造。広義には,人間発声などにおいても,副鼻腔胸郭は共鳴室的な機能を示すともいえるが,限られた意味としては,セミ腹部にある大きな空室をさす。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android