六種拳(読み)ろくしゅけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「六種拳」の意味・わかりやすい解説

六種拳
ろくしゅけん

密教用語。最も基本とされる6種類の印相 (いんぞう) 。印相とは,おもに手指を種々に組んで現し出す象徴的な形をいう。六種拳とは金剛拳 (こんごうけん) ,蓮華拳 (れんげけん) ,内縛拳 (ないばくけん) ,外縛拳 (げばくけん) ,如来拳 (にょらいけん) ,忿怒拳 (ふんぬけん) 。 (→印契 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android