六法(美術)(読み)ろっぽう

百科事典マイペディア 「六法(美術)」の意味・わかりやすい解説

六法(美術)【ろっぽう】

中国における作画ならびに鑑賞規範となる六つ要目。《古画品録》の序にある気韻生動骨法用筆・応物象形・随類賦彩・経営位置・伝移模写をいい,後世まで長く守られた。このうち第1の気韻生動は張彦遠が《歴代名画記》の中で重視して説いて以来絵画理想として用いられている。
→関連項目骨法林泉高致

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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