六垢(読み)ろっく

精選版 日本国語大辞典 「六垢」の意味・読み・例文・類語

ろっ‐く ロク‥【六垢】

〘名〙 仏語煩悩から生じた六種の心のけがれたはたらきをいう。悩・害・恨・諂・誑・憍の六つ。〔中論‐三〕

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デジタル大辞泉 「六垢」の意味・読み・例文・類語

ろっ‐く〔ロク‐〕【六×垢】

仏語。煩悩から生じ、心をけがす六種の働き。悩(なやみ)・害(そこない)・恨(うらみ)・諂(へつらい)・誑(たぶらかし)・憍(おごり)。

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