八木(奈良県)(読み)やぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「八木(奈良県)」の意味・わかりやすい解説

八木(奈良県)
やぎ

奈良県北西部、橿原(かしはら)市の中心地区。旧八木町。南北に走る中街道(下津道(しもつみち))と東西に走る初瀬(はせ)街道が交差する地に発達した街村で、古くから商業が栄えた。現在も橿原市役所の所在地で、近畿日本鉄道橿原線・大阪線、JR桜井線、国道24号、165号などが集中し、奈良盆地南部の交通要地となっている。

[菊地一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android