八日市[市](読み)ようかいち

百科事典マイペディア 「八日市[市]」の意味・わかりやすい解説

八日市[市]【ようかいち】

滋賀県中部,湖東平野のほぼ中央を占める旧市。1954年市制。中心市街は周辺農村に商圏をもつ市場町として発達し,明治以前は2,8の日に市が立った。機械電気機器,半導体,印刷などの工場がある。名神高速道路八日市インターチェンジ設置後,工場進出が著しい。近江(おうみ)鉄道本線と八日市線との分岐点。周辺では米麦作,タバコ・茶(政所(まんどころ)茶)栽培養鶏,乳牛飼育が盛ん。真田ひもを特産。2005年2月神崎郡永源寺町,五個荘町,愛知郡愛東町,湖東町と合併し市制,東近江市となる。52.60km2。4万3273人(2003)。

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