八尾[町](読み)やつお

百科事典マイペディア 「八尾[町]」の意味・わかりやすい解説

八尾[町]【やつお】

富山県南部,婦負(ねい)郡の旧町。飛騨高地大半を占め,井田川富山平野に出る谷口に主集落八尾があり高山本線が通じる。手すき和紙を特産し,米,野菜を産する。工業団地が造成され,企業が進出している。〈越中おわら節〉の本場で,9月初めを〈風の盆〉といい,町内総出で踊る。2005年4月上新川郡大沢野町,大山町,婦負郡婦中町,山田村細入村富山市へ編入。236.86km2。2万2463人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android