八千代[町](読み)やちよ

百科事典マイペディア 「八千代[町]」の意味・わかりやすい解説

八千代[町]【やちよ】

広島県中部,高田郡の旧町。吉備(きび)高原中にあり,農林業を主とするが,国道54号線で広島市と結ばれ,近年近郊農業に転じ,工場地化も進む。広島市への通勤者も増加。2004年3月高田郡吉田町,美土里町,高宮町,甲田町,向原町と合併し,安芸高田市となる。50.60km2。4158人(2003)。

八千代[町]【やちよ】

兵庫県中部,多可郡の旧町。加古川の支流野間川流域の山地を占める。南部には播州織物工業地域に属する織物工場が多く,播州織を産する。米,野菜,シイタケシメジ木材生産が盛ん。2005年11月,多可郡町,加美町と合併し町制,多可郡多可町となる。53.07km2。6205人(2003)。

八千代[町]【やちよ】

茨城県南西部,結城(ゆうき)郡の町。鬼怒(きぬ)川をはさんで下妻市の西に接する。稲作,果樹栽培が盛ん。ハクサイメロンの産は県内有数。町の中央部を国道125号線がほぼ東西に通じる。東日本大震災で,町内において被害発生。58.99km2。2万3106人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android