八・八艦隊(読み)はち・はちかんたい

旺文社日本史事典 三訂版 「八・八艦隊」の解説

八・八艦隊
はち・はちかんたい

大正時代,対米作戦のため整備されようとした海軍艦隊の拡張計画
日露戦争後,日米関係が悪化したので,日本海軍が対米太平洋作戦から艦隊整備の必要に迫られ計画したもの。巨砲・高速度戦艦8隻・巡洋艦8隻を中心勢力とするもので,1910年建艦計画がたてられ,歴代海相が要求,'20年予算が承認されたが,ワシントン海軍軍縮会議の結果実現しなかった。

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