全貌(読み)ゼンボウ

デジタル大辞泉 「全貌」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぼう〔‐バウ〕【全貌】

全体の姿。物事の全体のありさま。「事件の全貌を暴く」
[類語]全体総体全部全般全面全豹ぜんぴょう全容すべて一切いっさい万般万端万事丸ごとそっくりそのまま徹頭徹尾残らず残り無く余すところなくことごとく通じて総じてつぶさにこぞって丸丸身ぐるみ全一ぜんいつ全的全面的軒並み一通り一渡りごそっとごっそりすっかり一つ一つおよ有りと有る有りとあらゆるおんぶにだっこオールラウンドすることなすこと何から何まで一部始終裏表網羅丸きり丸っきりあるがまま一揃ひとそろ一式十把ひとからげひとまとめありったけ総なめ細大漏らさず洗いざらい何もかも何でもかんでも根こそぎ漏れなく隈なく一から十まで一切合切いっさいがっさい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「全貌」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぼう ‥バウ【全貌】

〘名〙 全体の様子。全体のすがた。
敗北文学(1929)〈宮本顕治〉三「だが、氏の全貌を語る上に、それは、一つモメントを提供するに過ぎない」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android