全裂(読み)ぜんれつ

精選版 日本国語大辞典 「全裂」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐れつ【全裂】

〘名〙 植物の葉の形状に用いる語。葉縁の切れこみが深く、ほぼ主脈に達するもの。オサバグサタムラソウなどにみられる。〔植物学語鈔(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「全裂」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐れつ【全裂】

[名](スル)葉・がく花びらなどの縁の切れ込みが深く、基部にまで達していること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android