入釜村(読み)いりがまむら

日本歴史地名大系 「入釜村」の解説

入釜村
いりがまむら

[現在地名]富来町入釜

富来川上流右岸の山村下流とぼし村。領主変遷楚和そわ村に同じ。正保郷帳では鵜野屋うのや村・灯村と合せて高付。六拾四ヵ村明細記(安成寺文書)によると元和六年(一六二〇)の検地高一〇七石、明暦二年(一六五六)の手上高三石、免は四ツ六歩であったが享保一六年(一七三一)難渋村のため一ツ九歩が引免となり、翌一七年には一歩だけ復して二ツ八歩となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android