入拍子(読み)いれびょうし

精選版 日本国語大辞典 「入拍子」の意味・読み・例文・類語

いれ‐びょうし ‥ビャウシ【入拍子】

〘名〙 念仏やうた、はやしなどの間(あい)の手に入れる太鼓や鉦(かね)拍子の音。いりびょうし。
※俳諧・山の井(1648)秋「猶うつといふによりて、初雁の渡り拍子、碪の入(イレ)びゃうしなどいひて」

いり‐びょうし ‥ビャウシ【入拍子】

※俳諧・崑山集(1651)一三「太鼓はち入拍子うつ節分大豆〈宗利妻〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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