精選版 日本国語大辞典 「入合」の意味・読み・例文・類語
いれ‐あ・う ‥あふ【入合】
[1] 〘他ワ五(ハ四)〙 互いに入れる。
[2] 〘自ハ四〙 埋め合わせになる。
※咄本・軽口御前男(1703)五「わたくしはいつもかたつらの眼がねていますゆへ、これでいれあひますといふた」
いれ‐あわ・せる ‥あはせる【入合】
〘他サ下一〙 いれあは・す 〘他サ下二〙 まぜ合わせて平均化する。埋め合わせをする。償いをつける。いりあわせる。
※浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「をのれが損はいれ合せ今は金もいらぬといふ」
いり‐あわ・せる ‥あはせる【入合】
〘他サ下一〙 いりあは・す 〘他サ下二〙 混ぜ合わせて平均にする。いれあわせる。〔文明本節用集(室町中)〕
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