入前(読み)いりまえ

精選版 日本国語大辞典 「入前」の意味・読み・例文・類語

いり‐まえ ‥まへ【入前】

〘名〙 (「いりまい入米)」の変化した語か)
当世商人気質(1886)〈饗庭篁村〉四「やれ人は末の入前(イリマヘ)が大切若い時には働らくが薬り」
浮世草子新可笑記(1688)三「親のなき人は入まへ案じ、是非なき堪忍是ぞ女たしなみといへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android