入るを量りて出ずるを為す(読み)いるをはかりていずるをなす

故事成語を知る辞典 の解説

入るを量りて出ずるを為す

収入の額を計算し、それに応じて支出の計画をたてること。

[由来] 「礼記王制」で述べられている、国の予算を決めるための心得。穀物の穫り入れが済んだあと、過去三〇年間の収入を参考にしながら、「入るを量りて出ずるを為す」のが、その方法です。

〔異形〕入るを量りて出ずるを制す/出ずるを量りて入るを制す

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

ことわざを知る辞典 の解説

入るを量りて出ずるを為す

収入の額を計算し、それに応じて支出の計画をたてる。

[解説] 「礼記―王制」にあることば。

〔英語〕Stretch your arm no further than your sleeve will reach.(袖の届くところより遠くに腕を伸ばすな)

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

デジタル大辞泉 の解説

るをはかりてずるを

《「礼記」王制から》収入の額を計算し、それに応じた支出を行う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

破壊措置命令

弾道ミサイルなどが日本に飛来・落下する恐れのある場合に、それを破壊するよう防衛大臣が自衛隊に命じること。弾道ミサイル破壊措置命令。[補説]原則として内閣総理大臣の承認を得た上で行われるが、事態の急変な...

破壊措置命令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android