入り込み(読み)イリゴミ

デジタル大辞泉 「入り込み」の意味・読み・例文・類語

いり‐ごみ【入り込み】

《「いりこみ」とも》
雑多に入りまじること。また、その場所。いれこみ。
「吉原土手の―に、惜しや姿を見失ひける」〈浮・御前義経記・四〉
混浴。いれこみ。
「―に諏訪涌湯いでゆ夕間暮れ/曲水」〈ひさご
劇場寄席などで、多人数の客を一緒に入れる安い席。大衆席。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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