免疫抑制療法(読み)めんえきよくせいりょうほう

世界大百科事典(旧版)内の免疫抑制療法の言及

【免疫療法】より

…詳しくは〈免疫学的寛容〉の項を参照)が知られており,実際にRh不適合の母親の初回分娩時に高力価のRh抗体を投与すると,Rh抗体が産生されないので,Rh不適合による流産などの予防が可能となってきた。
[非特異的免疫療法]
 この免疫療法は,免疫抑制療法,免疫補充療法,免疫調節・強化療法に大別される。(1)免疫抑制療法は,自己抗体,アレルギー性疾患,臓器移植拒絶反応などの人体にとって不利益な反応の抑制を目標としたものであり,一般に用いられるのは,副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤と化学療法剤である。…

※「免疫抑制療法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」